(1) ローザの主力事業について
1958年創業、1982年に法人設立した基礎化粧品(洗顔・化粧水・ジェル・パック・香水・入浴剤・歯磨き粉等)の化粧品及び医薬部外品の製造業。OEMを中心としており、自社製造との対比は9:1の割合で、東京都多摩地域を中心に地域資源を活用した化粧品作りにも取り組んでいる。
◎現在、マーケットを取り巻く環境など
ローザはB to Bビジネスの前者の「B」、すなわち製造を請け負う会社であるので、コロナ前から多くの企業様から多くのOEM受注があったが、今般の新型コロナウイルス流行に伴って消費者のニーズが変化し、withコロナ・ポストコロナのニーズに合った商品の受注が増えている。また、弊社ではお客様参加型化粧品製造「コスメティング
®サービス」という化粧品専門家による化粧品学についてのセミナーや、一般消費者に向けた化粧品づくりの個別型有料セミナーであるパーソナルカスタムレッスン、試作開発の相談などを交えながら、一般消費者や個人事業主自らがオリジナルの化粧品を作ることができるサービスを展開している。顧客ターゲットの1つである美容室を挙げると、美容室の店舗数は年々増加、また自宅で開くエステサロンやパーソナルジムといった店舗も増加している。顧客一人一人のニーズに対して、パーソナライズやカスタマイズ可能なサービスが求められていることが背景にある。一方で顧客数が一定している中で個人事業主の店舗が増えているため、店舗ごとの差別化や顧客の囲い込みが難しくなっている。
明日は、この支援をお願いした動機などについてです。お楽しみに
▲ローザのDX戦略と化粧品業界の新たな潮流
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