【文系大学生とのコラボゼミ:水添レシチンの驚くべき効果と使い道】
今週のブログは、化粧品製造中の素朴な疑問・そもそも論をお届けします。本日のトピックは「レシチン」についてです。
コラボをしている法政大学 社会学部 マーケティングの諸上ゼミ~会議報告書を元に作成しました。
良さそうな界面活性剤(主観)
水添レシチン(両性イオン界面活性剤)
参考:水添レシチンの基本情報・配合目的・安全性 | 化粧品成分オンライン
水添レシチンは、大豆や卵黄などの天然のレシチンを水素添加して作られた成分で、乳白~薄茶褐色の粉末状である。主にエマルション剤として利用され、油と水を混ぜるときに界面活性剤として働き、均一に混ざりやすくする。
水添レシチンは、保湿力が高く、角質層の保水機能を強化するため、肌をしっとりと潤す効果がある。また、油と水を混ぜる性質を持っているため、化粧品中での油と水の均一な混合を助け、化粧品の使用感をよくする効果もある。
水添レシチンは、エマルション剤として化粧品だけでなく、食品や医薬品などにも広く使用される成分である。天然のレシチンから水素添加して作られるため、天然成分に比べて安定性が高く、長期保存が可能である。また、水添レシチンは、天然成分よりも界面活性作用が強く、乳化剤としての役割を果たすために必要な濃度が少なくて済むため、少量で高い効果が得られる点も価値が高い
参考:水添レシチン | 成分表
※写真は、日清オイリオグループ株式会社のレシチンです。
何かご質問があれば、個別のアドバイスもさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。明日もお楽しみに♪
▲文系大学生とのコラボゼミ:水添レシチンの驚くべき効果と使い道
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