【肌を守る魔法の液体『保湿剤』~美肌の鍵を握るもの~】
おはようございます。創業65年基礎化粧品一筋のローザ特殊化粧料(rosa603special)は、一貫製造しています。私、試作開発のSでございます。
化粧品のほとんどに必ずといっていいほど使用されるのが『保湿剤』です。
保湿剤は化粧品をつくるうえで、必要不可欠な存在です。今週は、その保湿剤の種類や役割についてお話します。
◎保湿剤の効果は保湿だけではない?保湿剤の役割とはPart.1
保湿剤とは、水素分子を緩く引き寄せること水分の蒸発速度を抑制する成分のことです。化粧品の成分でいうと、グリセリン、BG、ヒアルロン酸、水溶性コラーゲン、糖類などがあります。
保湿剤と聞くと、その名の通り『保湿することを機能とする』と考える方が多いと思いますが、実は保湿機能だけではないのです!!
まずは、保湿剤の作用の中で最も重要な保湿作用についてです。
- 保湿作用・・・水分を保持して皮膚表面の水分量を保持する
保湿剤は、水素分子を緩く引き寄せること水分の蒸発速度を抑制します。つまり、水酸基以外の構造が少なく、効率よく水酸基を有している分子が保湿剤として保湿作用に優れているといえます。
分子量に占める水酸基の割合が多いものを調べてみると、キシリトール(糖類)、エリスリトール(糖類)、グリセリン、グルコース(糖類)、マルチトール(糖類)…という順番になります。
見てわかるように糖類には水酸基が効率的の保有していることがわかります。つまり、糖類は保湿効果が高いことがわかりました。
では、糖類を化粧品にたくさん配合すれは保湿作用が高くなるのではないか?と思われるかもしれません。糖類の代表格であり、身近な砂糖で考えてみます。水に大量の砂糖を溶かしたとします。そうすると感触はどうなるでしょうか?ざらざらしていて、きしむようなテクスチャーになるのが想像できるのではないでしょうか。つまり、糖類は大量に配合すると、感触が悪くなるという欠点があるのです。
上記の水酸基含有量の種類の中に糖類に混ざって、保湿力が高く、糖類ではないものがありました。それがグリセリンです!
つまり、グリセリンは、糖類と同等の水酸基を有しており、なおかつ感触においても優れているのです。それだけではなく、安全性、安定性、触感、首位要請、価格、形状等すべてにおいて優れているため、最高の保湿剤といえるのです!
つまり、多くの化粧品で保湿する成分としてグリセリンが使用されているのはこのような理由があるからです。
例)グリセリン、ジグリセリンなど
保湿剤に分類される成分には、ほかにも、BG、DPG、ヒアルロン酸等があります。ではこのような成分には保湿作用以外のどのような効果があるのでしょうか?
次回その効果についてご説明いたします。弊社は保湿化粧品を得意としています。保湿剤の種類を組み合せ、最高峰の保湿化粧品を開発いたします。自社商品を開発したい企業の方、自分だけのオリジナル化粧品を開発したい個人のかた等、少しでも興味がある際はお気軽にお問い合わせください。
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