敏感肌に嬉しい！トーンアップ下地の試作開発

【敏感肌に嬉しい！トーンアップ下地の試作開発 】

おはようございます。創業65年基礎化粧品製造のローザ特殊化粧料（rosa603special）の責任技術者の角屋由華でございます。今週は、試作開発についてです。化粧品を作りたくなった理由やどのような試作化粧品が出来たのか？をご紹介いたします。本日は、トーンアップ下地についてです。今回の試作は、SPF25　PA++　首にも塗れる敏感肌用のトーンアップ下地です。ファンデーションの化粧下地としてだけでなく単体でも使えるように工夫しました。

 ◎トーンアップ下地

ファンデーションの前に塗る化粧下地のことで、補正効果によって肌の色を明るく見せる化粧下地です。最近の化粧下地は、ファンデーションをムラなく伸ばし安定させたりただ明るく見せるだけでなく、肌悩みに合わせて選べるように色ごとの効果が期待できます。また、使用感にこだわったトーンアップ下地も存在感を強めています。美容液やクリームのようになめらかなテクスチャーで塗り心地がよく、日焼け止めによるストレスを感じさせないアイテムも増えています。

◎肌悩み別カラータイプ

• 赤みが気になる方：グリーン
• クマやシミが気になる方：イエロー
• 色ムラが気になる方：ベージュ
• くすみが気になる方：ラベンダー
• 血色感を高めたい方：ピンク
• 透き通るような透明感がほしい方：ブルー

◎地肌の色に合わせて色で選ぶ

トーンアップ下地といっても、肌から極端に浮いてしまうのは控えましょう。顔と首の境目となるフェイスラインに試してみると、なじみやすい色を見つけられるはず。また、ファンデーションを重ねる場合は、ファンデーションの色と合わせるのも重要。トーンアップ下地もファンデーションも明るすぎると、重ねるとより明るく見えてしまうことも。組み合わせにも気をつけて選んで。

◎塗布方法

スキンケアやベースメイクの基本となる5点置き。額・鼻・両頬・あごの5点に置いてから顔の中心から外側に塗り伸ばしていくと顔全体にムラならず伸ばしやすいようです。点といっても各部位にやや広めにのせるのがポイントで指の腹で優しく混ぜながら、顔の内側から外側に向かって広げましょう。最後は手のひらで包み込むように馴染ませるのがポイントです。大胆ですが、これで顔全体に効率的に伸ばしやすくなります。そして表情の動きが激しい目元や口元は塗りすぎに注意。ヨレや崩れの原因となるため、薄づきを心がけましょう。

▲敏感肌に嬉しい！トーンアップ下地の試作開発 

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