【エステティック用の化粧品開発と電気の安全確認】
創業65年にわたり、基礎化粧品製造の分野で高い信頼を築いてきたローザ特殊化粧料（rosa603special）は、責任技術者であり国際的なエステティシャンである角屋由華を迎えています。今週、私たちのブログではエステティック用の化粧品開発に関する基本知識に焦点を当て、美容電気学についてお話しします。そして、本日は電気の安全確認について詳しく説明します。
電気の人体への影響は、電圧よりも電流量によって決まります。たとえば、100Vの電圧で1mA（ミリアンペア）の電流が流れると、わずかなピリピリ感が生じます。一方、10mAで電流が流れると、苦痛を伴うショックが発生し、20mAでは筋肉が硬直します。これは、電気の強さによるものであり、電圧が高いからといって必ずしも危険とは限りません。
日本エステティック機構は、美容機器の安全性基準を確立しており、電気を使用するエステティック機器に関して以下の規格を定めています。これによって、電気的な安全性が確保されます。
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電気用品安全法：「電気用品の技術上の基準を定める省令（電気用品技術基準）第1項基準」の第八令別表第1第8号から第12号まで及び別表第2第3号から第7号までに掲げる交流用電気機械器具並びに携帯発電機が適用されます。
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特定非営利活動法人日本エステティック機構が定めた共通規格「JIS T 0601-1」が参考にされ、以下の要件が適用されます：
- エステティシャン又は消費者が触れる、若しくは触れる可能性がある機器においては、単一故障状態が生じても、接地漏れ電流は1mA以下、接触電流は0.5mA以下であることが求められます。
- エステティックのために直接、体に電気を流す機器においては、単一故障状態が生じても、個別規格で定められた最大出力電流を超えないことが必要です（実効値30V（ピーク値42.4V）以下の電圧を使用する場合は適用されません）。
さらに、使用者はアースを適切に接続し、コードを引っ張らずにコンセントから注意深く抜くようにし、濡れた手で操作しないなど、基本的なルールを守ることが不可欠です。これにより、お客様にリラックス、美容、そして心からの笑顔を提供することができます。安全な美容機器の使用と適切な手順の実行が、エステティックの成功に欠かせない要素です。
▲エステティック用の化粧品開発と電気の安全確認
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