お肌のバリア機能強化におすすめ『セラミド補給』

　　　　　　　　　　

　　　　　　　▲お肌のバリア機能強化におすすめ『セラミド補給』

図のように、お肌の角質層はよく「レンガとモルタル」に例えられます。レンガのように積みあがった角質細胞の間を埋める、細胞と細胞の間のモルタル部分を「細胞間脂質」と呼び、セラミドは細胞間脂質に豊富に存在している成分です。そうしてセラミドに守られた角質層が、外部からの刺激や乾燥などのストレスから肌を守るバリア機能を持ち、また水分を保持することで肌の保湿をサポートしています。このような重要な役割を担っているセラミドですが、外部刺激や年齢を重ねることで徐々に減少し、肌のバリア機能が低下して乾燥や荒れなどのトラブルを惹き起こすことがあります。このため、化粧品成分としてのセラミドをお肌に補給することは、健康的な肌を保つために有効とされています。化粧品成分としてのセラミドには、人間の皮膚や毛髪に自然に存在するセラミドと同じ構造を持つものがあり、「ヒト型セラミド」と呼ばれています。その多くがバイオ技術を用いて合成される成分ですが、表示名称として「セラミドＮＰ」「セラミドＡＰ」「セラミドＮＧ」などと表記されることから、消費者にも「セラミドが配合されているんだな」と伝わりやすい成分となります。また、お肌に比べてあまり注目されることが少ないのですが、実は毛髪にもセラミドが存在しており、毛髪内部の水分保持に重要な役割を果たしています。ヘアケア製品へのセラミド訴求も、これからの製品開発に取入れてみてはいかがでしょうか？