おはようございます。東京都昭島市の世界中を笑顔にするエシカル&保湿エコ化粧品製造業 ローザ特殊化粧料の角屋由華でございます。化粧品の安心安全性は、いつの時代にも問われています。ローザは60余年の社歴の中でスキンクレームだけは頂いておりません。それは、キャリーオーバー成分にも気を使って表記しているのも理由の一つかもしれません。化粧品の全成分表示に関して、「製品中にその効果が発揮されるより少ない量しか含まれないものについては、表示の必要はない」という特例が認められています。これは、原料そのものに含まれる成分や、原料から成分を抽出する過程で使われる添加物などを指し、このような成分をキャリーオーバー成分といいます。キャリーオーバー成分なので、表示せずに販売することができてしまいます。そもそもキャリーオーバー成分には、①植物エキスなどを抽出する際に使用される溶剤②化粧品に含まれる金属イオン(ミネラル)が酸化しないようにするキレート剤③抽出した植物エキスなどの化粧品原料が腐らないようにするための防腐剤等が考えられます。ローザのような化粧品製造会社が原料メーカーから原料を仕入れて化粧品を作る場合、キャリーオーバー成分は表示する義務がないため全成分表示を見ても載せない会社が多いのが事実です。前述致しましたがキャリーオーバー成分は、効果が発揮されるより少ない量しか含まれていないので、一般的な肌質の人であればさほど問題にはなりませんが、肌が敏感だったり、その成分にアレルギーを持っていたりする人が使えば、肌トラブルを起こす可能性が十分に考えられます。配合されているキャリーオーバー成分について、消費者が自分で調べようと思っても実際には難しいのが現状です。メーカーに問い合わせても、メーカー側が十分把握していなかったり、調べてくれたりするとも限りません。成分分析をする機関に持ち込んで調べてもらうという手段もありますが、それなりにお金がかかってしまいます。このため、多くの場合は、実際に化粧品を使った際に肌トラブルが起きることで判明することが多いようです。だからこそ、ローザはキャリーオーバー成分を開示してています。
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